1982年より、42年間続く上関原発建設計画の埋め立て準備工事は、現在中断されています。福島第一原発の事故後、これで上関原発はなくなると誰もが思い、上関町では「原発に頼らない町づくり」の取り組みが始まろうとしていました。ところが、政権が変わり、再び原発建設を期待する動きも出てきています。さらに、2023年には、中国電力と関西電力が共同で使用済み核燃料の中間貯蔵施設を上関原発予定地に隣接して造るという計画も浮上しました。いつになれば原発問題から解放され、本来の町づくり、島づくりに取り組んでいけるのか! と、地元住民からの怒りの声は日増しに増えてきています。
私たち祝島島民の会は、先輩達が守り通してきた美しい海を次世代に引き継ぐために、42年間、上関原発反対運動を行ってきました。漁業補償金も受け取っていません。どのような攻勢にもひるむことなく上関原発計画そして中間貯蔵施設の計画が白紙撤回されるまで全力で取り組んでいきたいと思います。共に頑張りましょう。
全国のみなさんのご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。